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澁谷俊彦展 - 蒼い雫 09 - |
2009年 ギャラリーエッセ(札幌)
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展覧会のテーマは「浮遊感」です。前回の展覧会は柱状オブジェから半球状オブジェ「雫」へのゆるやかなシフトがテーマでしたが、今回は「雫」を全面に主張する内容です。900×900mmのホワイトボードを支持体とし、そこに窪みを形成しました。窪みの中には水をしたためてあり「水溜り」と称しています。支持体の上にはランダムに「雫」が配されています。雪解けの頃のまたは早春の山の斜面や小道の景色を私のフィルターを通して具現化してみました。最初のコンポジションは作家自身による配置ですが、鑑賞者に「雫」を手に持って頂き、その材質、重み、ぬくもりを感じて貰い、新たな場所に再配置して頂くというインタラクティブな展開を試みてみました。故に会期初日から「雫」のコンポジションは少しずつ変化し、最終日にはやや異なる景色へと変貌しました。 |
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