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茶室 DE アート 2011 |
2011年7月16日〜7月18日、紅桜公園
茶室寿光庵(札幌)
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今回の茶室はこの1年間の反射光をテーマにしたインスタレーションの各パーツを1つ1つ作品として鑑賞してもらうためのものと位置づけてました。そして空間との更なる調和を目指したレイアウトを琴の連弾に見立てたのです。薄暗い茶室内部でもわずかな自然光によって
影は発光しているかのごとく輝きます。鑑賞者には自然光と蛍光灯との対比も見て頂きました。さらに縁側の毛氈の上には「箱庭四題」(白天狗茸、水鏡・紅桜、葉蛙、浮島)と名づけたものを配しました。このシリーズはたぶん今回限りの限定版となるでしょう。反射光の支持体を限りなくリアルな具象物に置き換える試みです。とにかく思いついたものを具現化してみようというこの1年でしたので、このプランもかたちにしておきたかったのです。毛氈の赤色、借景の緑色、隙間を割るように黒の台座に白砂、(2つは水を配している)そして白いオブジェたちの反射光といった具合です。 |
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